2023年04月14日更新
賽の河原の図像塔は、小川町新田にある延命寺の敷地内に建立されている石碑です。
正徳4年(1714年)の銘があり、賽の河原で地蔵菩薩に童子が駆け寄る姿が彫刻されています。
賽の河原では、親に先立って死亡した子が親不孝の苦を受けますが、地蔵菩薩によって救済されるという民間思想に基づいて建立された逆修(注1)碑です。
(注1)逆修(ぎゃくしゅ)・・・・生きているうちに自分のための四十九日の仏事を修め、自分の冥福を祈ること。
延命寺にある賽の河原の図像塔
賽の河原の図像塔