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能因法師歌碑(のういんほうしかひ)

2023年04月17日更新

  能因法師歌碑は不知火町小曽部に所在しており、平安時代の三十六歌仙の一人である能因法師の供養塔とされる石碑です。

  歌碑は高さ1.2メートル、幅0.3メートル程の板状砂岩で、高さ1.5メートル、幅2メートルの基壇の上に建てられています。

  碑面には、「阿らしふく   みむろの山のもみちはは   たつたの川の   にしきなりけり」という能因法師の有名な歌が五行にわたって陰刻されています。

  歌碑の建立された時期は不明ですが、造立者は宇土西光院の仰誉上人と記されています。

  能因法師は、平安時代中期の歌人で、名を橘永愷(たちばなのながやす)といい、文書生となり肥後進士を称しました。のちに出家して小曽部入道と称し、法名を融因または能因と号しました。彼が肥後進士を称したのは、兄である元愷(もとやす)が肥後を納める肥後守だったことからだと思われますが、小曽部入道を称したのは、彼が摂州(現在の大阪府と兵庫県の一部)小曽部に住んだからとされます。

能因法師歌碑の写真能因法師歌碑

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宇城市 教育部 文化スポーツ課 文化財世界遺産係

電話番号:
0964-32-1954

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