2023年04月18日更新
新麹屋柏原家住宅は小川町小川に所在しており、江戸時代末から大正時代にかけて金融業・茶商・製紙工場の創業など、広範にわたって商いを行っていた小川町を代表する町家の一つです。
明治16年(1833年)に建築された主屋、大正期に建築された離れ、門及び塀、中庭塀からなり、江戸時代に薩摩街道の宿場町として栄えた旧小川宿の町家の建築様式が残されています。
主屋
建築年代 明治16年(明治31年増築、昭和42年改築)
構造・形式 木造平屋一部二階建 瓦葺
建築面積 197平方メートル
主屋
離れ
建築年代 大正11年
構造・形式 木造二階建 瓦葺 渡廊下付
建築面積 81平方メートル
離れ
門及び塀
建築年代 大正期
構造・形式 (門)木造 瓦葺 間口2.0メートル
(塀)木造 瓦葺 総延長12メートル
門及び塀
中庭塀
建築年代 大正期(大正10年から11年頃)
構造・形式 木造 桟瓦葺
(壁) 黒漆喰塗
(土台) 煉瓦積
中庭塀