2022年02月03日更新
男女共同参画社会基本法では、男女が、互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現を、我が国の社会を決定する最重要課題と位置づけています。
宇城市では、平成23年度に計画された、平成24年度から28年度までの「第2次男女共同参画計画」に沿って男女共同参画社会の実現に向けて取り組みを進めてまいりました。
しかしながら、平成27年7月に実施した市民意識調査によりますと様々な分野で固定的性別役割分担意識やそれに基づく社会慣行は依然として根強く残っており、女性に対する暴力の問題など、性に基づく被害や差別も未だ存在しています。また、少子・高齢化が進展する一方で、経済の低迷による失業者や非正規雇用者の増加で生じる貧困や格差の拡大、国際化の進展による定住外国人の増加など、社会情勢の変化は著しいものがあります。
本計画は、こうした状況のもと、前計画の成果や課題を踏まえつつ、社会情勢の変化などによる新たな課題に的確に対応するため、策定するものです。
計画期間
平成29年度(2017年度)から平成33年度(2021年度)の5年間
基本理念
「女(ひと)と男(ひと)で築く、やさしく住みよいまちづくり」
重点目標
- 社会制度・慣行の見直し、意識の改革
- 男女の人権尊重
- 家庭・地域での男女共同参画推進
- 就業の場での男女共同参画推進
- 安心して生活できる環境づくり