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第40回 高校生平和大使 2022年(令和4年)1月号

2022年03月27日更新

第40回 高校生平和大使 2022年(令和4年)1月号

小・中学生が人権について学ぶ宇城市ふれ愛学習会に高校生平和大使を招きました。

 

 

「話を聞いてたくさん学ぶことがあります。それは自分が生きていられるだけでも、とても幸せなことだし、1日1日を大切に過ごすということです。私はこれからずっと、自分の生きていること自体がきせきで、本当に幸せだと思って、だれかのために、生きたいです」小学6年生
 
九州学院高等学校2年生の福原杏(あん)さん。熊本県の高校生平和大使として活動されています。
長崎県出身のお母さんに幼い頃から、原爆や戦争についての話を聞いて育ったという福原さんは熊本県の選考会を受け、第24代の大使となりました。
冒頭の作文は、福原さんが読んでくれた熊本の被爆者の紙芝居と講話の感想です。

 


 
高校生平和大使は、国連では「ヒロシマ・ナガサキ・ピースメッセンジャー」として認知され、2018年からは、ノーベル平和賞にノミネート。「被爆者から実際の体験を聞ける最後の世代」という当事者の言葉を胸に、さまざまな活動に取り組まれています。1万人を目標に始めた核兵器の廃絶を求める署名は現在205万3840筆になり、国連欧州本部に永久保存されているとのこと。

 


 
お話を聞いて、中学生がこんな感想を出しました。「私は日曜日にある狭さやま山集会に参加します。行くのは3回目なのですが、いつも恥ずかしいと思ってしまい、パレードの中で歩くことがきついというか、中々手を挙げることができません」。福原さんはこれに「私も恥ずかしがりやで、最初大きな声を出して、署名を呼び掛けることができませんでした。でも何のためにするのかと考えた時、原動力になるのがこの活動だと思い、声が出るようになりました。皆さんにとっても集会に参加して手を挙げることをなぜするのかと考えて頑張ってみてください」と返してくれました。

 


 
毎月上通りや、下通りで署名活動を続けている福原さんたち高校生の姿を見つけたら、あなたも参加し、平和な世界の実現を願う想いをスイスに届けてみませんか。

バックナンバー

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宇城市 教育部 生涯学習課 人権教育係

電話番号:
0964-32-1934

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