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第3回 世界人権宣言から70年 2018年(平成30年)12月号

2022年03月27日更新

第3回 世界人権宣言から70年 2018年(平成30年)12月号

 ナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺(ぎゃくさつ)、日本のアジア諸国への侵略(侵略)、米国による広島・長崎への原爆投下…。戦争は人権を踏(ふ)みにじり、多くの尊い命を奪(うば)いました。


 第2次世界大戦後、各国の代表者たちは、人権侵害をそれぞれの国の国内問題として放置(ほうち)していたことが虐殺や戦争につながったと反省し、世界の平和を実現するためには各国が協力して人権を守る努力が必要だということを確認し合いました。そして、70年前の1948年(昭和23年)12月10日、パリの国連総会で世界人権宣言が採択(さいたく)されたのです。


 それから今日まで、国連では世界人権宣言の理想を現実のものにしようと「児童の権利に関する条約」や「女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃(てっぱい) に関する条約」、近年では2014年(平成26年)に日本が批准(ひじゅん)した「障害者の権利に関する条約」など、多くの人権条約が結ばれました。それぞれの条約は人権侵害を受けてきた人々の権利を守るため、性別や肌の色による差別や虐ぎゃくたい待などの具体的な人権侵害(しんがい)を禁止しています。


 また日本では、世界人権宣言が採択された日である12月10日までの1週間を「人権週間」と定め、毎年、全国でシンポジウムや講演会、映画会などの人権に関する催(もよお)しが開かれています。
 宇城市でも、10月から全5回で「人権フェスタinうきし」を開催しています。12月1日(土曜日)は松橋会場、8日(土曜日)は不知火会場で開催します。皆さんもこの機会に「一人一人の人権」や「かけがえのない命」について、考えてみませんか。

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