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新市の都市構造

2022年03月04日更新

1 土地利用の方針

新市の将来像および新市建設の基本方針の実現に向け、地域構造を踏まえ、以下のような将来の新市の空間構成(地域別整備の方針)を基本に、5町の連携のもと魅力あふれる新市のまちづくりを目指していくものとします。

地域バランスのとれた機能配置

地域の均衡ある発展を促し、地域間格差が生じないような各種機能の配置に努めます。

地域の魅力づくりが図られる機能づくり

若者定着を期待できる雇用対策、住宅対策あるいは、文化スポーツ機能の充実を図ることとします。

交通ネットワークの整備

5町を結ぶ国道等の基幹道路を中心とした網の目状の域内道路ネットワークの整備やJR鹿児島本線、三角線の活用により、将来を見据えた新市内外の交通ネットワークの整備を推進します。

ユニバーサルデザインへの対応

ユニバーサルデザインは、一般に「すべての人のためのデザイン」といい、年齢、性別、国籍(言語)や障害の有無等に関係なく、最初からだれもが利用できるような製品、建物や環境のデザインを意味します。高齢者や障害者ばかりではなく、すべての人を視野に入れた基盤整備を進め、「だれもが暮らしやすい都市づくり」の実現に向けて、ユニバーサルデザイン化を進めます。

既存ストックの有効活用による効率的な施設配置

既存施設を生かしたコミュニティの核の形成を図るとともに、新たな施設計画については、町内のバランスと施設の重複を避けた効率的な整備を図ることとします。

 

「新市」ゾーニング

基本的な考え方

地域のゾーニングにあたっての考え方として、基本的には、旧町単位にこだわらず、性格的に似通ったエリアをひとまとめにして、それぞれゾーンを決定し、その進むべき方向性を定めることとします。

 

表:「新市」ゾーニングについて
A

会場アクセスと豊かな観光資源を生かした海洋レジャー観光・貿易ゾーン(三角町西部から戸馳島)

三角西港や花の学校、新鮮で豊富な水産物を提供する海鮮市場等の観光資源や、JR、フェリーなどの多様な交通アクセスの利便性を生かし、都市と海を結ぶ、熊本県を代表する海洋レジャー観光・貿易ゾーンを目指します。

B

ミカンづくりと歴史・風土・環境を生かしたオレンジと保養・歴史ゾーン(三角町東部から不知火町西部)

元祖・デコポン発祥の地として、デコポンをはじめとする、ミカン全般の一大生産地を形成するとともに、神秘の火「不知火」、松合土蔵群等の歴史的遺産や温暖な気候を生かし、歴史・保養ゾーンの形成を目指します。

C

行政機能と商業集積を生かし、新たな拠点形成を目指す

新都市創成ゾーン(不知火町東部から松橋町中心部から小川町中心部)

現在集積している行政機能と大型商業施設の集客力を生かし、新都心としての機能創成を図るとともに、松橋駅・小川駅・松橋町役場・地域振興局周辺の優良住宅地開発と、新市全域を結ぶ新しい道路ネットワークを形成することにより、地域内相互交流の活性化を図ります。

D

高速交通ネットワークと地理的特性を生かした

はつらつとした集約型農業ゾーン(不知火町東南部から松橋町南部から小川町西南部)

九州自動車道や国道3号で直結された都市との利便性と優良農地の集積を生かし、集約型農業で効率化を図りながら、活気あふれる農業経営ができるゾーンの形成を目指します。

E

豊かな自然環境を生かした

彩りあふれる自然空間ゾーン(松橋町東部から小川町東北部から豊野町全域)

色とりどりのフルーツと季節毎の野菜等の農業振興を基本とし、定住化促進のため、豊かな自然環境を生かし、ゆった

りとした居住地ゾーンの形成を目指します

 

新市ゾーニング考え方を説明した画像。詳細は本文に記載してあります。

新市ゾーニングの各地域を表示してある図。

 

三角町

海洋レジャー観光・貿易ゾーン

不知火町

オレンジと保養・歴史ゾーン

松橋町

新都市創造ゾーン

豊野町

彩りあふれる自然空間ゾーン

小川町

はつらつとした集約型農業ゾーン

 

お問い合わせ

宇城市 市長政策部 企画課 企画統計係

電話番号:
0964-32-1902

追加情報:アクセシビリティチェック

アクセシビリティチェック済み

このページは宇城市独自の基準に基づいたアクセシビリティチェックを実施しています。

▶「アクセシビリティチェック済みマーク」について

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