2022年03月04日更新
1. 宇城西部5町の特性
三角町
有明海と不知火海の2つの海に面し、海上交通の結節点であり、三角西港などの歴史的建造物、温暖な気候を生かした果樹栽培、戸馳島の「花の学校」などの資源を活用したまちづくりが進んでいます。
不知火町
不知火海に面した温暖な気候を生かし、デコポンなどの果樹栽培が盛んであるとともに、神秘の火「不知火」で名高く、松合の白壁土蔵の町並みなどの資源に恵まれ、それらの資源を守り生かそうとする住民活動があります。
松橋町
熊本県のほぼ中央に位置し、交通の結節点であり、高次公共施設・福祉施設等の都市的施設や商工業が集積し、住宅地としての開発が進むとともに、農業では花卉などの主産地が形成されています。
小川町
山間部、平野部、海岸部と多様な地形を持ち、交通利便性にも優れ、大型商業施設や工業施設の集積もあり、農工商並進のまちづくりが進んでいます。
豊野町
九州山地に連なる中山間地としての恵みを生かし、豊かな自然を生かした産業づくり、アグリパーク豊野や鐙ケ池一体を拠点とした暮らしやすい生活環境づくりが進んでいます。
2. 5町の特性のまとめ
太陽が降り注ぐ大地と海があります。
太陽の光を受ける不知火海の干潟、宇土半島の穏やかな緑、そして恵み豊かな大地と海が私たちのふるさとです。
陸と海の交通の結節機能を持っています。
東西に結ばれる私たちのふるさとは、港や鉄道、高速道路のインターチェンジ等広域交通網の結節機能を持ち、人・物・情報の交流の場となっています。
お互いに支え合う福祉活動があります。
高次の福祉施設が立地するとともに、地域のコミュニティを中心としてお互いを支え合う私たちの福祉活動が行われています。
地域の文化を大切にする人々の活動があります。
竹崎季長や各種の石橋、松合のまち並み、三角西港をはじめ数多くの資源があります。そしてそれを大切にする私たちの心と活動があります。
多彩な生産物が育まれています。
太陽の恵みのもと、海・山・平野を生かし、多彩な農林水産物を育んでいます。そして、工業や商業においても各種の生産品やサービスを生み出しています。
3. 基本理念
このように、5町が持つ地理的好条件や豊かな自然、伝統的な歴史・文化などの地域特性を生かし、住民の誰もが安心して、いきいきとした暮らしが送れる、活気にあふれた 地域づくりを進めるため、
「ひと、自然、文化きらめく未来都市」を基本理念とし、次の3つの基本目標を定め、施策を展開することとします。
- 誰もが暮らしやすい都市(まち)づくり
- 誇りあるふるさとづくり
- 力強い産業づくり