がんへの理解と予防を 2023がんフォーラムinうき「がんと共に生きる」
11月18日、ラポートで2023がんフォーラムinうき「がんと共に生きる」が開催されました。
これは国立病院機構熊本南病院臨床教育研修センターが主催のもので、今回の特別講演では日本赤十字社熊本健康管理センター所長の吉田稔(みのる)さんが「がんの予防と検診の重要性について」をテーマに、がんになるしくみや予防、知識を深めるために講演。「がん教育を受けて定期的な検診を受けてもらうことで、がんの早期発見ができれば。」とがん教育、がん情報リテラシーの大切さを語りました。
基調報告では、「がんと向き合い、共に支え合う社会を目指して」というテーマで市健康づくり推進課の松本由里子さん、宇土市健康づくり課の児玉聡子さん、美里町立砥用中学校養護教諭の藤本美砂子さんが保健・福祉・教育・医療の立場から講演を行いました。
オープニングで演奏を行い会場を盛り上げた小川中学校吹奏楽部部長の岩見映里(えり)さんは「吉田先生のお話を聞き、「がん」を予防するためには検診が有効であることが良く分かりました。私も祖母を「がん」で亡くし、とても悲しい思いをしました。今日、帰ってから家族みんなが健康に過ごせるよう、定期的な検診の大切さについて話したいと思います。」と将来に向けて話しました。
オープニングを務めた小川中吹奏楽部
がんの予防と健診の重要性について語る特別講演で吉田さん
基調報告として講演をおこなった(写真上から)松本さん、児玉さん、藤本さん