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地域おこしで交流 台湾の地方創生代表青年団らが戸馳島へ訪問

2023年09月27日更新

台湾からの訪問団一行と三角町農村環境改善センター前での集合写真

  9月18日、台湾の龔明鑫(キョウメイキン)主任委員(日本でいう大臣)をはじめとする国家発展委員会や地方創生代表青年団、台湾経済研究院の総勢30人が戸馳島を訪問しました。これは、九州の魅力的な地域づくりの事例のある団体や、その中心人物に会い、双方向の交流をすることが目的。戸馳島ではジビエファームや三角町農村環境改善センターを訪れ、株式会社イノPの宮川将人(まさひと)さんからくまもと☆農家ハンターの取り組みを学びました。
  守田憲史(けんし)市長は「ようこそ宇城市へ、熊本県で今、話題の中心国である台湾から来られた皆さまを心から歓迎いたします。特に龔明鑫主任委員が来ていただいたことは宇城市にとっても名誉なことです。今後の宇城市と台湾、お互いの発展につながるように期待しています。」と歓迎。
  龔明鑫主任委員は「宇城市の人たちが我々を温かく歓迎してくれていることに感謝します。そして、今回の会をできることになった宮川さんには一番感謝いたします。今日の交流は終わりではなくスタートと信じて、ますますのご発展を願っています。」と感謝の意を述べました。
  宮川さんは鳥獣被害で苦しむ農家のため、「勘や経験に頼らず、テクノロジーを使う」農家ハンターの活動と今後の戸馳島のビジョンを説明。翻訳を交えた宮川さんの冗談に会場からは笑いが起こったりと和やかな空気の中で講演が行われました。
  講演を聞いた地方創生代表青年団の一人は「ボランティアから法人化し、組織として取り組む姿勢が参考になった。」と語りました。
  その後、地方創生代表青年団の3人が台湾の農業による地方創生の取り組みについて各々発表。
宇城市、台湾のそれぞれの活動を共有する有意義な時間となりました。

 

ジビエファームについて説明する宮川さんの様子の写真

ジビエファームについて説明する宮川さん

 

取り組みを発表する地方創生代表青年団の様子の写真

取り組みを発表する地方創生代表青年団

 

宇城市、台湾からお互いに記念品を交換している様子の写真

宇城市、台湾からお互いに記念品を交換(左から龔明鑫主任委員、守田市長)

 

洋ラン栽培のハウスを見学する台湾からの訪問団一行の様子の写真

洋ラン栽培のハウスを見学する台湾からの訪問団一行

 

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