竹崎城跡周辺の竹を伐採
2023年01月05日更新
12月16日、松橋町の竹崎城跡で高遊原分屯地に所在する陸上自衛隊の西部方面航空野整備隊が周辺の竹刈りを行いました。
これは、竹崎城跡の整備が必要な竹崎区の要望と、訓練などで竹を活用したい西部方面航空野整備隊との思いが一致し、竹崎出身の隊員も所属していたことから実現したもの。
(上の写真説明)地元のために率先して作業を行う井上隊員
当日は朝早くから20人の隊員が半日がかりで竹を伐採。
竹崎出身の隊員、井上剛嘉(たけよし)(40歳)さんは、「子どもの頃はよく来ていた竹崎城跡が、今は地震や地域の若手不足の影響で見た目が変わっていました。今回このような形で地元に貢献できるのはとてもうれしいし、同僚の人たちにも手伝ってもらえることはありがたいです。」と話しました。
今回の事業について、竹崎区の松本成矢(なりや)区長は、「自衛隊の人たちには本当に感謝しています。竹崎の歴史を知ってもらうために、まず竹崎城跡の整備は欠かせません。区も若手がいない中でこのような活動は本当にありがたいです。少しでも竹崎の活性化につながればうれしいです。」と話していました。
(上の写真説明)協力して作業を行う西部方面航空野整備隊の皆さん
(上の写真説明)宇城市指定文化財の竹崎城跡