2023年09月20日更新
9月9日、市民が男女共同参画をより身近に感じる機会として、「パートナーシップ・フェスティバル」を開催しました。
体験談やデータに基づいた視点から話す森島孝さん
守田憲史 宇城市長あいさつ
森川公子 男女共同参画社会推進委員会会長あいさつ
溝見友一 宇城市議会議長あいさつ
今年度は、「思い込みや偏見はありませんか~あなたの生き方が新しい明日をつくる~」を大会テーマに掲げ開催。
先進的な取り組みをしている株式会社大嶌屋(おおしまや)を、宇城市男女共同参画推進事業者として表彰しました。
表彰状を受け取り、事例発表を行う高稲耕作(たかいねこうさく)管理本部部長
また、基調講演では、「笑っている父親が地域を変え、社会を変える」と題して、NPO法人 ファザーリング・ジャパン九州 共同代表理事 森島 孝 さんが、男性の家事・育児の推進や育児休業の促進などについて話しました。
真剣な面持ちで講演を聴く参加者
参加した廣瀬のぶ子さん(74)は「講演を聴いて、実際、子どもが子育てをしている様子を思い出しました。お父さんがおむつを換えたり、子どもたちの弁当を作ったりしていて、私たちの時代とは大きく変わったなと改めて感じました。」、吉村亜友美(あゆみ)さん(41)は「森島さんの話は、母親の気持ちに寄り添っていて、すごく共感できました。夫にも聴いてもらいたい内容でした。」と話しました。
ボランティアスタッフとして参加した橋本優希乃(ゆきの)さん(松橋高2年)は「パネル展では、たくさんの人にDX部の作品を見てもらうことができたし、講演では、もっとジェンダーレスの考えが広まればいいと思いました。このイベントに参加できてよかったです。」、新野雅矢(しんのまさや)さん(小川工高1年)は「観客の皆さんが、笑ったり、真剣な顔で講演を聴いたりする様子を見て、ボランティアとして参加して良かった。また、参加する前は大変そうだと思っていたけど、周りのサポートのお陰で楽しくできました。」と笑顔で話しました。
ロビーのパネル展にはたくさんの人が訪れました
ロビーでは、人権啓発に関するポスターを展示するパネル展も同時に開催しました。パネル展では、今回初めて、松橋高校DX部にご協力いただき、チラシやポスターも展示。訪れた多くの人が、真剣に作品を見ていました。
たくさんの人にご参加いただき、誠にありがとうございました。皆さまのおかげをもちまして、当イベントを無事に執り行うことができましたことを、心より御礼申し上げます。