「第18回 セルフのガソリン給油所 2020年(令和2年)3月号」詳細ページ

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2021年5月26日

第18回 セルフのガソリン給油所 2020年(令和2年)3月号

 2月号で紹介した村上博さんから「本田さん、最近哲ちゃんのガソリンスタンドの話聞きましたか」と尋ねられました。哲ちゃんこと倉田哲也さんは松橋支援学校を卒業し、現在、熊本市在住。彼の日常を追った映画「もっこす元気な愛」をインターネット検索すると、「脳性麻痺の障害者・倉田哲也さんと健常者の恋人・美穂さんの、結婚までの奮闘の日々をとらえた長編ドキュメンタリー」とあります。映画にも出てきますが、彼は足でハンドル操作をする改造普通車に乗る全国初のドライバーでもあります。そんな哲ちゃんに久しぶりに会いに行きました。


 彼は普段、自宅近くで給油しています。セルフだけれど、なじみの若い店員が車を見ると来てくれます。1年前のその日、給油を済ませた店員が運転席に来ました。「今日から会社の方針で手伝うことはできません。次からは自分でお願いします」倉田さんは両足で運転しますが、両腕は思うように動きません。それを知っていて言わざるを得なかった青年も落ち込んだことだろうと思います。


 彼の車は移動を助ける車椅子と同じです。これがなくては仕事も生活も支障をきたします。村上さんに相談し、市の福祉課職員と話に行きますが、社長は特例は認めないの一点張り。「セルフができた頃は、どこも絶対給油してくれなかったけれど、信頼関係もできてきたと思っていたのに」と哲ちゃんは言います。出来ないことは誰にでもある。出来ない給油を手伝うのは特例なのでしょうか。


 「小さい頃から一緒に学ぶことで周りの子どもたちが、どうすればいいか分かってくる。その経験があるかないかで大人になってからの判断が違う。本田さんもいろんな所に泊まりに行って入浴介助をしてくれたたい」と彼は語ります。
 そうだね、私もきみのおかげで肩の力を抜くことができました。給油してくれない人もいるけれど、学べなかったものをみんなへ伝えるべく、彼は今もそのガソリンスタンドに行っています。

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