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2021年5月26日

第20回 えん罪と闘う 2020年(令和2年)5月号

 「キムチ嫌いで韓国語ができない、指紋押なつ拒否運動も知らなかった大阪生まれの在日2世です」と紹介があると、会場がどっと沸きました。


 昨年3月、部落差別の解消に取り組む女性部の啓発研修会でのことです。講師はキム・ソンウンさん。えん罪事件の記録映画を撮り続けている監督です。講演前に最新作「獄友(ごくとも)」の上映がありました。映画は獄中で知り合った5人の釈放されてからの日常を追ったドキュメンタリーです。再会した自分たちのことを「獄友」と呼び、刑務所内での野球や毎日の食事、仕事のことを懐かしそうに語って笑い飛ばします。みんな殺人犯という濡れ衣を着せられ、服役しながら再審を申し立てた人たちです。3人は無罪判決を勝ち取りましたが、2人は再審を求め、今も闘っています。


 キム監督は「全ては石川さんとの出会いから始まった」と語ります。石川一雄さんは1939年、埼玉県の被差別部落に生まれました。「仕事があれば、いつも学校を休んでいたので、教室の授業はほとんどわからないのでした」( 獄中日記より)。部落差別によって教育を奪われ、小学校も満足に通えなかった石川さんは24歳の時に「狭山事件」の容疑者として逮捕され、無期懲役の判決を受けます。無実を訴え続け、32年間の獄中生活の後、仮釈放。多くの支援者と共に裁判のやり直しを訴え続けています。


 2010年、キム監督は石川さんに初めて会います。「めっちゃ怖い人かなとビビりながら緊張していた。でもそんなことは全くなく、石川さんは凛としていて」とキム監督。看守を先生にトイレの紙をノートにして文字を獲得していった石川さんについて「あんな狭い部屋にいながら世界が広がっていった。えん罪を受けたかわいそうな人ではなく、そこを抜けてきた人だけが持っている優しさや輝きがある」と語られました。


 石川さんが逮捕された5月23日は、毎年全国で狭山事件の再審を求める集会が開催されています。

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