2月13日、3月いっぱいで閉校する不知火町の松合小学校(下川穣校長 児童38人)の閉校式が開かれ、児童や関係者など約100人が参加しました。
1876(明治9)年に開校した松合小学校は、近年は市内13校の小学校の中で最も児童数が少なく、また、市で唯一、複数の学年を合わせた複式学級を2クラス編成しており、今後も続くことが見込まれていました。
そこで市では、児童にとって多くの子どもたちと触れ合うことで社会性や協調性をより伸ばす環境が大切と判断し、松合小学校と不知火小学校の統合を決定。今年4月、統合による新たな「不知火小学校」が誕生します。
式典で、下川校長は「松合小学校の歴史は大きな水脈として永遠に流れ、心を潤し続けます。いつまでもまっちゃ魂を持ち続けてください」と式辞を述べました。
また、式典終了後には同小グラウンドに完成した閉校記念碑の除幕式が行われました。主催した閉校事業実行委員会の中川安正(やすまさ)会長は「卒業生や地域からも多くの浄財が寄せられ記念碑が完成しました。記念碑は桜色の御影石でできており、桜の季節に松合小を思い出してほしいとの願いを込めています。」とあいさつ。除幕後は参加者が代わる代わる記念撮影を行っていました。
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