11月3日、不知火町御領5区で、模擬声掛け訓練が実施されました。参加者は自主防災組織を中心とする区民や消防団などの約50人。
これは、認知症の疑いがある人が行方不明になった際の捜索に備えるため、御領5区主催で開催したもの。
訓練では、2班に分かれ、徘徊高齢者役の人を捜索。参加者が対象者と思われる人を発見すると確認のため、地域包括支援センター職員から説明された「まずは見守り、余裕を持って対応する」「相手の目線に合わせて穏やかなやさしい口調で」「相手の言葉を傾聴し、ゆっくり対応する」などに気をつけながら、声掛けを行っていました。
御領5区の松尾恵介区長は「訓練は昨年に続き2回目なので、訓練の目的を理解し、皆さん真剣に取り組んでいた。徘徊などの状況は、自分たちの身内に起こる可能性があるため、年に1回は実施したい」と話していました。
訓練に参加した区内に住む50代の女性は「徘徊者を徒歩で捜索したが、地区にはこんな狭い道や人が入り込めるスペースがあるんだとか、普段は気づかないことが発見できた。どの家庭にも起こりうることなので、日頃の訓練が大事なんだと思った。いざという時に役に立つと思う」と話していました。
↓実際に道路上でも声掛け訓練を行いました
カテゴリ内 他の記事
- 2019年12月10日 迅速な応急処置で人命救助〜松橋町の木村則...
- 2019年12月9日 地域の伝統に触れて〜青海小黒砂糖づくり
- 2019年12月5日 気さくな人柄で絶えない笑い〜間寛平さん当...
- 2019年12月5日 プロ選手の日本滞在話に興味津々〜小川中で...
- 2019年11月27日 ゆるり楽しむ田舎マルシェ〜かるかや市