2023年04月10日更新
ピロリ菌感染検査の費用を助成します
ピロリ菌は、胃がんや胃・十二指腸潰瘍などの原因になるといわれています。
感染しているかどうかは血液検査や尿検査などで簡単に調べることが出来ます。
市では、宇城市内の委託医療機関で受けるピロリ菌感染検査に対する費用を助成しています。
ピロリ菌とは?
人間の胃にすみついて炎症を起こす細菌です。炎症が続くことで慢性萎縮性胃炎が起こり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍になりやすいと言われています。また日本の胃がん患者のうち99%以上はピロリ菌が原因であり、ピロリ菌除菌により胃がんが予防できることが明らかになっています。ピロリ菌は乳幼児期の免疫の弱い時期に経口感染すると言われています。井戸水を飲んだり、ピロリ菌感染のある方との箸の共有や口移しなどで感染します。
ピロリ菌除菌は、除菌を行う時期が早いほど胃がん抑制効果が高いことが証明されています。
対象者
検査日において宇城市に住民票のある15歳以上の人
次に該当する方は助成事業の対象外となります。
- 明らかな上部消化器症状があり、胃や十二指腸潰瘍の疾患が強く疑われる
- 食道、胃、十二指腸疾患で治療中である
- 胃や十二指腸の手術歴がある
- 腎不全(クレアチニン値が3.0ミリグラム毎デシリットル以上)
- すでにピロリ菌検査の検査や除菌治療を行ったことがある
検査方法
血液検査または尿検査
実施期限
令和6年3月31日までに検査してください
(委託医療機関への事前の予約が必要です。)
助成額
自己負担額1,000円を医療機関へお支払いください。(助成する分の検査費用は、市が医療機関へ支払います。)
申込方法
下記のお問い合わせ先にお電話でお申し込みください。
申請書や委託医療機関などを記載した詳しい説明資料を郵送いたします。
費用助成の対象となるのはピロリ菌感染検査のみとなります。その後の除菌治療などは助成の対象とはなりません。